映像∞文化のまち ねりま

ねりま映像人インタビュー

第19回 平野文さん 後編

第19回 平野文さん 後編

2023.03.03

練馬にゆかりの映像人の皆様にお話を伺い、練馬と映像文化の関わりを紹介する「ねりま映像人インタビュー」。
今回のゲストも声優の平野文さんです。
今回は、平野さんから見た高橋留美子作品の魅力、そして再アニメ化され、現在放送中の新作アニメ『うる星やつら』についてお伺いします。

—— 西武池袋線の大泉学園駅にあるスポット「大泉アニメゲート」【1】に、『うる星やつら』【2】「ラムちゃん」【3】の像が設置されていますが、ご存知でしょうか?

平野:もちろんです。除幕式に高橋留美子先生【4】がいらしたのも写真や記事などで見ましたし、ラムちゃんにも会いに行きました。
いつだったか冬にラムちゃんの像にマフラーが巻いてあるのがTwitterで話題になっていて、その写真をファンの方が送ってくださったんです。「ああ、ラムちゃん愛されてるなぁ」と、それも嬉しかったですね。
それともう一つ、出来上がってほどなくして留美子先生にお目にかかる機会があったんです。
「ブロンズ像ができておめでとうございます」とお話したら、先生が「あのね、ラムちゃんは、あしたのジョー【5】の隣なの!」と、ものすごく嬉しそうにお話くださるんですよ(笑)。
その「隣なの!」とおっしゃったときの留美子先生が、ニッコニコしてものすごく可愛くて。あんな嬉しそうな留美子先生を見るのは初めてで、ビックリでした。「留美子先生は、ちばてつや先生【6】の『あしたのジョー』も大好きなんだな」と(笑)。

—— 練馬区とは他にも何かご縁や思い出などありますか?

平野:私は生まれも育ちも西荻窪で、大きくくると隣町ですね。ローカルな話になりますけど、西荻窪のバスターミナルに「大泉学園駅行き」と「上石神井駅行き」のバスがあって、うちの母と買い物に出かけると「大泉学園駅行きに乗ると上石神井にも寄るのよ。だから大泉学園駅行きのバスの方が遠いのよ」と話してくれていました。だから大泉学園は、幼稚園の頃からすごく記憶にあるんですよ。
高校は、練馬区と杉並区と中野区の中学生が受けられる第3学区の都立高校に入ったので、練馬区在住の同級生が何人かいました。今でも実家の近くに所帯を構えている人もいるので、「練馬」とか「大泉」というのは、私の中に入っています。

—— 高橋留美子先生の作品のことをお伺いします。『うる星やつら』のラムを長く演じている中で、原作の魅力はどんなところにあると感られますか?

平野:留美子先生の作品全般に言えると思うんですけれど、品位があるんですよ。
「声は全てを看破する」という言葉がありますが、ペンでの作品も、作者の人柄とか、個性とか、そういうのがきっと全て出ていると思います。
高橋留美子先生の作品は、品位というこの大きな風船の中でいろんなキャラクターが暴れている感じがします。
ハチャメチャで、無茶苦茶で、家が爆発しちゃったりもしますけど、どの作品を読んでも、「やりすぎだな」とか「嫌だな」とかって感じは無いんですよ。
「うわー!家が燃えちゃってすごい!」けど、その後でクスクスっとちゃんと笑いがあるとか、落としどころがあって。それは何故といえば、品位があるからだと思うんです。そこが魅力ですよね。

—— 『高橋留美子劇場』の『専務の犬』【7】のカンナ、『境界のRINNE』【8】ではヒロイン・真宮桜の母を演じられていますが、高橋作品らしさや、好きだと感じられたところはありますか?

平野:やっぱり最後、ホロッとする、クスッとするところですね。
『専務の犬』でも、犬を預かりたくないと思ってたお母さんが、最終的には一番その犬になついちゃって、ちょっと「フフっ」てなるとか。 そういうオチで、「えっ!」とか、「ズルッ」とか、「くくっ」ていうのもあるし、そういうところが留美子先生らしいと思います。
『境界のRINNE』では、どんなママにしようかなと思っていた矢先にデザイン画を見たら、(『うる星やつら』のラムちゃんと同じく)髪の毛が緑色で、黄色と黒の横縞のエプロンなんですよ(笑)。スタッフが楽しく遊んでるのなら、それに応えてみようと思いました。
私がいただく仕事には、いつもラムちゃんがかすめているようで、それを私の方でも楽しませてもらっています。留美子先生の作品だと、そういう遊べる余裕みたいなところがありますね。
絵を作る方たちと一緒に、いい意味で競争するというか、こういう仕草をしてみたら、次はどんな絵を描いてくれるかしらとか。そういう楽しみがあるのも、「るーみっくわーるど」【9】だなと思います。それがやっぱり幸せですね。

—— 高橋留美子先生と直接結構コミュニケーションを取られる機会はあるのでしょうか?

平野:仕事場以外では会わないようにしている。というと語弊があるのですが、ちょっと緊張していたいというか、一線を超えないで、いつまでも私の「留美子先生」でいてほしいというところがありますね。
お目にかかるとすごく優しく包み込んでくれるんです。手を繋いでお話したり。先ほどのアニメゲートの「ラムちゃん」の話も、そういう時に話してくださいました。

—— 現在、再アニメ化された『うる星やつら』が放送中です。今回はあたる役を神谷浩史さん【10】、ラム役を上坂すみれさん【11】、平野文さんがラムの母親役、あたるを演じていた古川登志夫さん【12】があたるの父役で参加されています。新キャストでの再アニメ化を、どのように感じられましたか?

平野:事務所で再アニメ化の話を聞いて、「あらそうなの?楽しみだわ!」っていうのが確か第一声でした。そのあとで「新キャストでやります。実は文さんにラムのお母さん役をやっていただきたいんです」と言われたので、「古川さんは?」と聞いたら、「古川さんは、あたるのお父さんなんです」ということでしたので、「それなら嬉しいです」とお答えしました。
やっぱり「ダーリン」ですからね。いつも一緒だったかけがえのないお相手ですから。
「古川さんと2人で関われるんだったら、ありがたくお受けします」とお返事しました。
留美子先生も納得されていて、古川さんも一緒だったらもう喜んでと。
ただ、私の中で非常に大変だったことは、約1年間、誰にも話せなかったことです。
2022年の元旦に『うる星やつら』リメイクのニュースが流れて、2022年の10月から始まると発表されたのですが、実は私と古川さんは情報公開より前、21年の10月頃に聞いていたんです。そこで口外禁止令が出てしまいましたから、大変な1年間でした。
人に聞かれても話せないし、それが一番つらかったですね。
「あたるの父とラムのママは、古川登志夫さんと平野文さんです」と発表された時の、「本当に肩の荷が下りた、これで何でも言える」という開放感はよく覚えてます(笑)。

—— ラムのママは、日本語で喋らないですよね

平野:そうなんですよ。台本をいただいたときびっくりして。
最初の絡みが、戸田恵子ちゃん【13】のあたるのお母さんなんです。そちらのセリフは日本語でちゃんと書いてあるんですけれど、私のは何語かもわからないセリフが全部ひらがなで書いてあって、後ろに(ラムがいつもお世話になっております)と、括弧で書いてあるんです。どれが「ラム」で「お世話」がどれっていう、規則性がないような難解な、何語とも言えない鬼族語が、台本として3ページくらい書いてあって。もうなんかすごく大変でした。
例えば、「当たり前でしょ」という言葉が、「らへぅれだぷこよ」になるんです。それで、「当たり前でしょ」の語尾の「でしょ」のイントネーションと「ぷこよ」を近づけて、なるべく何かの言葉みたいに聞こえるような、そういう努力をしてみました。テストと本番で2回ぐらいしか録らなかったけど(笑)。
「鬼族語は規則性もなくて、本当に難しいひらがなの羅列でしたね」と話したら、スタッフの方が「実はこれ規則性があるんです」と言うんです。「なになになに??」となったのですが、私が出演した10話の放送後に、公式Twitterで「鬼族語換字表」が公開されたんです。
伺ったところ、ヨーロッパ企画という劇団の上田誠さん【14】が、五十音を全部ラムちゃんのラブレターみたいにして作成されたそうなんです。
あいうえお順で、「らむとだありん おにごっこ びじょへめくばせ ぺなるてい ほぼまじぎれ やべえぞどげざ ぐぅのねもでぬ」。これで濁音もダブりがなく、全部作られているんです。
ファンの皆様の間では、この変換表を使って鬼族語で喋る人もいると聞いたこともあります。
上田さんは今まで書いた脚本よりも難しかったとおっしゃっていました(笑)。でも、「子どもの頃に『うる星やつら』を観ていたので、この仕事はすごくやりがいがあって、苦しかったけど楽しかった」って言ってくださっていて。
今の制作スタッフの方たちも、隅から隅まで全員が『うる星やつら』のファンで構成されていると伺いました。
だから細部に至るまで、ラムちゃんの髪の毛の色や、サブタイトルのロゴや、タイトルバックなど、皆さんが好きで好きでしょうがなかったものが表現できて、その結果がこんなになっちゃったみたいな(笑)。
そういう楽しみが、今回はすごく感じられますね。

—— 今までご自分が演じられていた「ラム」の「お母さん」役ですが、どんなお気持ちで演じてらっしゃるのでしょうか?か

平野:鬼族語のセリフが大変だった参観日の話で、ラムちゃんとママの2ショットがあるんですけど、そのときの友引高校の生徒の「あの人がラムちゃんの母ちゃんか、親子そろって美人だなあ」というセリフがあるんです。
それを読んだときに、「これは責任重大だな」と。姿はものすごくかわいらしいママなので、「声の方もちゃんとしなきゃな」と、二重の責任が生まれましたね(笑)。

—— 今後注目してほしいポイントは?

平野:私がラムちゃんをやっていたアニメーションの時は、原作とアニメを比べて「何が変わっていた」とか「ここを面白く膨らませてた」というような2倍の楽しみ方がありましたけど、今度の新作の場合は原作も読めて、私達がやっていたアニメも観られて、3倍以上の楽しみに増えていると思います。
絵も、ものすごく綺麗になってますし、思いがけないところで隠れたキャラクターがいたり、制作者の方が面白く作ってくれています。
私は新作のタイトルバック(第1クールOP)で、留美子先生の描いたラムちゃんの絵がアニメーションになっているのが楽しくて。
皆さんそれぞれ、楽しみを見つけてほしいなと思います。

—— 今後の活動や、今後してみたいことなどありましたらお聞かせください。

平野:声優業としてナレーション、ラジオ、アニメーションなどをやらせていただいていて思うのは、「声は全てを看破する」ということです。
この年代だからできる役であるとか、この年代だからお話できることとか、そういうのを一つ一つを積み重ねていければと思っています。
留美子先生が私のお手本なんです。留美子先生だったらどうするのかな?と考えながら、喋ることに関しても綺麗な日本語を使って、品位のある暮らしを続けていけば、そんな役もいただけるかなと考えています。

—— 最後に今回の感想を含めて、ご挨拶をいただけないでしょうか?

平野:練馬区は私の大好きな留美子先生が長年活躍されている場所で、他へ移られないのはそれなりの理由があると思うんです。
そこは皆様一番よくおわかりだと思いますので、留美子先生がいらっしゃる限り、私も練馬をすごく身近に感じます。
これからも、映像文化が広がる街を意識して、微力ながらも私もそこに携われるように努力をしていきたいなと思います。
どうもありがとうございました。

プロフィール

平野文(ひらの ふみ)
声優。子役からキャリアをスタートし、ラジオDJを経て、『うる星やつら』のラム役で声優デビュー。40年近くラムを演じた。再アニメ化された『うる星やつら』では、ラム母を演じている。
その他の代表作にTVアニメ『アニメ三銃士』ミレディ、『名探偵コナン』若狭留美、『ブルー・ピリオド』佐伯昌子など。また、自身の経験を題材としたコラムなどを多数執筆。結婚に至る経緯を描いた「お見合い相手は魚河岸のプリンス」はTVドラマ化されている。
TVアニメ『うる星やつら』公式サイト

登場する作品名・人物名等の解説

【1】大泉アニメゲート
西武池袋線大泉学園駅の北口デッキに2015年4月に設置されたスポット。フィルムをかたどった3つのゲートが用意され、それぞれの周囲に『鉄腕アトム』のアトム、『銀河鉄道999』の星野鉄郎とメーテル、『あしたのジョー』の矢吹丈、『うる星やつら』のラムと、練馬区ゆかりの4作品5キャラクターの等身大ブロンズ像が設置されている。 ※当サイトのアニメーションコンテンツ「練馬アニメーションサイト」内「ネリマに行こう!」のMAPページや、「アニメをもっと楽しもう」の「アニメスポット探訪記」では、「大泉アニメゲート」を紹介。 また、「アニメニュース」の特集記事「練馬のアニメの新名所『大泉アニメゲート』オープン! アニメのまちの玄関口で等身大モニュメントたちがお出迎え!」では、記念セレモニーのレポートを掲載しています
【2】『うる星やつら』※特に注記の無い場合は、1981年版を指す
漫画家・高橋留美子の同名人気漫画を原作にしたTVアニメ。1981年~86年までの4年半にわたり全195回(全218話※放送開始時は15分2話、3クール目より30分1話)が放送された。劇場版6作品やOVAなども制作されている。
世にもまれな凶相の持ち主・諸星あたるは、地球侵略を仕掛けてきた宇宙人の鬼族との地球の命運を賭けた〈鬼ごっこ〉の地球代表に選ばれる。鬼族代表の美少女・ラムとの激闘の末、勝利をおさめるものの、ちょっとした行き違いからラムに愛されるようになり・・・。友引町、地球、宇宙や異次元を巻き込むドタバタラブコメディ。
主人公・諸星あたるを古川登志夫氏、ラムを平野文氏が演じた。
2022年には小学館の創業100周年を記念して、完全新作として再アニメ化。現在、第1期2クール目を放送中。
《1981年版》
原作:高橋留美子、チーフディレクター:押井守(第1~106回)・やまざきかずお(第107回以降)、キャラクターデザイン:高田明美
《2022年版》
原作:高橋留美子、監督:髙橋秀弥・木村泰大、キャラクターデザイン・総作画監督:浅野直之
【3】ラムちゃん
『うる星やつら』のヒロイン。宇宙人・鬼族の代表として、主人公・諸星あたるとの地球の命運を賭けた鬼ごっこの中、成り行きでプロポーズしたあたるを受け入れ、浮気性なあたるを追いかけまわす。健気でキュートなラムは大人気となった。 1981年版では平野文氏が、2022年版では上坂すみれ氏が演じている。
【4】高橋留美子(たかはし るみこ)さん
漫画史に残るヒット作を生み出し続けている漫画家。練馬区で30年以上も活動している。
大学在学中の1978年に「勝手なやつら」で第2回新人コミック大賞の佳作に入賞。同年、週刊少年サンデーに「うる星やつら」の連載を開始。1980年には青年誌ビックコミックスピリッツで「めぞん一刻」の連載もスタート。少年誌&青年誌の同時連載は、1987年まで続く大ヒットとなった。
その後も「らんま1/2」(87-96)「犬夜叉」(96-08)「境界のRINNE」(09-18)「MAO」(19~)などの長期連載作品や、「人魚シリーズ」(84~)「高橋留美子劇場」(87~)などのシリーズ作品を発表。いずれも大ヒット作となり、その作品の多くが映像化されている。
2018年に米国アイズナー賞「コミックの殿堂」を受賞。2019年に第46回仏国アングレーム国際漫画フェスティバルでグランプリを受賞。2021年には米国ハーベイ賞にて殿堂入りを果たした。
※当サイトのアニメーションコンテンツ「練馬アニメーションサイト」内「アニメニュース」の特集記事「練馬のアニメの新名所『大泉アニメゲート』オープン! アニメのまちの玄関口で等身大モニュメントたちがお出迎え!」では、記念セレモニーのレポートや、高橋留美子先生のコメントなどを掲載しています
【5】『あしたのジョー』
練馬区で執筆活動をしていた高森朝雄氏(梶原一騎氏のこと。原作を担当)と、ちばてつや氏(作画)によるボクシングマンガ。
ドヤ街に現れた不良少年・矢吹丈(ジョー)がボクシングに出会い、ライバル・力石徹との対決や死を乗り越え、ボクサーとして成長していく物語。
1967~73年まで週刊少年マガジンに連載され、力石徹の死に際しては講談社講堂にて「葬儀」が行われるなど、社会現象になるほどの大ヒット作品となった。
1970〜71年には、虫プロダクションにより制作されたTVアニメ全79話が放送された。その後もTVアニメの劇場版や続編、実写映画などが制作されている。
※当サイトのアニメーションコンテンツ「練馬アニメーションサイト」内「アニメニュース」では、2014年に開催された「あしたのジョー、の時代展」記念・ちばてつや先生のインタビューや、トークイベントレポートなどを掲載しています
【6】ちばてつや さん
漫画家。半世紀以上を練馬区で過ごし、少女マンガから青年マンガまで幅広く活躍。ボクシングマンガの金字塔「あしたのジョー」(67-73)や少女マンガ「みそっかす」(66-67/『あかねちゃん』の題でアニメ化)など、数多くの作品を練馬区で生み出してきた。
2017年、日本漫画家協会会長に就任、第22回手塚治虫文化賞特別賞を受賞、練馬区名誉区民として顕彰された。
※当サイトのアニメーションコンテンツ「練馬アニメーションサイト」内「アニメニュース」では、2014年に開催された「あしたのジョー、の時代展」記念・ちばてつや先生のインタビューや、トークイベントレポートを掲載。「練馬アニメイベント」「練馬アニメカーニバル2018」では、「手塚治虫文化賞受賞記念 ちばてつや/マンガとアニメと」レポートを掲載しています
【7】『高橋留美子劇場』の『専務の犬』
2003年に全13話が放送されたTVアニメ。原作は、高橋留美子氏による『高橋留美子劇場』シリーズ作品で、1話完結の13作品が制作された。『専務の犬』は、その13話にあたる。
『専務の犬』 原作:高橋留美子、監督:西森章、作画監督:をがわいちろを
【8】『境界のRINNE』
2015~17年まで、3シリーズ全75話が放送されたTVアニメ。原作は、高橋留美子氏による同名漫画。
生きた人間と霊魂の区別がつかないほどはっきりと「霊が見える」女子高校生・真宮桜は、5月になっても登校してこない隣席のクラスメイトを気にかけていた。彼女はある日、教室で悪霊化したチワワと戦う「羽織姿の少年」を目撃する。その少年こそ、登校してこないクラスメイト・六道りんね本人だった!
平野文さんは、真宮桜の母役で出演している。
原作:高橋留美子、監督:菅原静貴(1-50話)・石踊宏(51話以降)、キャラクターデザイン:たむらかずひこ、総作画監督:たむらかずひこ・松本健太郎・野田康行
【9】るーみっくわーるど
漫画家・高橋留美子氏によって描かれる、幅広いジャンルの作品や世界感を指す名称。
また、高橋留美子氏の短編集のタイトルとしても使用されている。
【10】神谷浩史(かみや ひろし)さん
声優、歌手、ナレーター。2022年版『うる星やつら』では、主人公・諸星あたるを演じる。
1994年に声優としてデビュー。2012~16年の声優アワードでは、5年連続で最多得票賞を受賞し、殿堂入りを果たしている。
代表作に、『ONE PIECE』(99~)海賊A/トラファルガー・ロー、『機動戦士ガンダム00』(07-09)ティエリア・アーデ、『さよなら絶望先生』(07)糸色望、夏目友人帳(08-17)夏目貴志、『〈物語〉』シリーズ(09-17)阿良々木暦など。
【11】上坂すみれ(うえさか すみれ)さん
声優、女優、歌手。2022年版『うる星やつら』では、ヒロイン・ラムを演じる。
2011年に声優デビュー。2012年には『パパのいうことを聞きなさい!』でヒロイン・小鳥遊空を担当。また、『ガールズ&パンツァー』のノンナ役では、特技のロシア語を披露、他キャストへの発音指導なども受け持った。
その他の代表作に、『中二病でも恋がしたい!』(12)凸守早苗、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(15)アナスタシア、『スター☆トゥインクルプリキュア』(19-20)ユニ/キュアコスモ)、『イジらないで、長瀞さん』(21,23)長瀞さん、『BanG Dream!』(17,19,20)白鷺千聖)など。
【12】古川登志夫(ふるかわ としお)さん
俳優、声優、ナレーター。『うる星やつら』では、主人公・諸星あたるを演じ、古川氏の代表キャラクターの1つとなった。2022年版『うる星やつら』では、あたるの父を担当している。
声優としての初主演は『マグネロボ ガ・キーン』(76-77)の北条猛。
その他の代表作に、『白バイ野郎ジョン&パンチ』(海外ドラマ/81-85)パンチ、『機動戦士ガンダム』(79-80ほか)カイ、『ドラゴンボール』(86-89ほか)ピッコロ(マジュニア)、『機動警察パトレイバー』(OVA/ 88-89ほか)篠原遊馬 など。
【13】戸田恵子(とだ けいこ)さん
声優、俳優、歌手、ナレーター。2022年版『うる星やつら』では、あたるの母を演じる。
1969年から芸能活動をスタート。1979年に声優デビュー。『機動戦士ガンダム』(79-80)ではマチルダ役と挿入歌「いまはおやすみ」を担当。『伝説巨神イデオン』(80-81)ではカララ・アジバ役とエンディング曲『コスモスに君と』を担当し名をはせる。
1994年からは本格的に俳優として活動を開始。1997年の映画『ラヂオの時間』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。現在もバイプレイヤーとして多数の作品で活躍している。
アニメ作品での代表作は、『キャッツ♥アイ』(83-85)来生瞳、『ゲゲゲの鬼太郎』(85-88/第3作)鬼太郎、『それいけ!アンパンマン』(88~放送中)アンパンマン など。
【14】上田誠(うえだ まこと)さん
劇作家、演出家、脚本家、構成作家。劇団ヨーロッパ企画主宰。2022年版『うる星やつら』では、鬼族語制作を担当している。
大学在学中に劇団ヨーロッパ企画を旗揚げ。2000年に初演した『冬のユリゲラー』は2005年にドラマ化されたほか、2009年に『曲がれ!スプーン』として本広克行監督により映画化。2001年に初演した『サマータイムマシン・ブルース』も、本広克行監督によって2005年に映画化されている。
2010年のTVアニメ『四畳半神話大系』ではシリーズ構成・脚本を担当、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で、TVアニメとしては初の大賞を受賞した。
その他のアニメーション作品では、『夜は短し歩けよ乙女』(17)、『ペンギン・ハイウェイ』(18)、『四畳半タイムマシンブルース』(22)に脚本として参加している。
※本インタビューの音声版の公開は終了いたしました。
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