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【レポート記事】～日本語吹き替え声優をトークゲストに迎えて～
＜『ファンタスティック・ビースト』シリーズ上映イベント＞を開催
としまえん跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」がオープンしたことを記念し、10月21日と22日に「ハリー・ポッター」魔法ワールド新シリーズ！「ファンタスティック・ビースト（通称：ファンタビ）」シリーズ3作品の上映イベントが開催されました。
会場はスタジオツアー東京に程近い、ユナイテッド・シネマとしまえん。21日に『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』（2016年公開）、22日には『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』（2018年公開）と『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』（2022年公開）が上映されました。さらに21日は上映後にトークショーも。会場に集まった幅広い世代の方々が楽しんだトーク内容を、ここでレポートします。
上映後、MCを務めた映画パーソナリティの伊藤さとりさんの呼びかけで登場したのは、ジェイコブ・コワルスキーの吹き替えを務めた声優の間宮康弘さんと、同じくティナ・ゴールドスタインの吹き替えを担当した伊藤静さん。間宮さんはスーツケースを持っての登場です。伊藤静さんが「手もとのスーツケースからは魔法動物か映画に登場した食材が出てくるんですよね？」と投げかけると、間宮さんは申し訳なさそうに「入っているのは、普段から使っている仕事道具だけです……」と小声でコメント。二人のやり取りに、会場は一気に和んだ雰囲気になりました。
本シリーズに関わるきっかけを伺うと、二人ともオーディションとのこと。ただ、オーディション時は『ハリー・ポッター』シリーズの新作という話は伏せられた状態。「配役が決まって初めて詳細を聞かされ、ビックリ仰天しました」と、間宮さんはスタート時のエピソードを紹介してくれました。
ファンタビがここまで長く愛されている要因として二人があげたのは、「子どもから大人まで楽しめること」。伊藤静さんは、「子どもたちを盛り上げたのは魔法動物たち。私が大好きなオカミーをはじめ、見た目はみんな可愛くて、動きはコミカルで本当に楽しめます」と、感じている魅力を紹介。ダントツに可愛いと思っている魔法動物はニフラーだという間宮さんが「大人にとっての魅力は引き込まれるストーリー」と話したのに続き、「子どもと大人で注目点は違うかもしれませんが、楽しい時間を一緒に過ごせることが愛され続けるポイントですよね」とコメントすると、会場の人たちも大きく頷いていました。
アフレコでは、「録音テイクを何度も繰り返すシーンが多かった」と二人。「スタッフの方々から、シリアスな雰囲気の中にも面白さを醸し出したい、というこだわりを感じました」と、当時の印象を語った伊藤静さん。「期待に応えられるよう、様々な感情を頭の中に描いて、声のトーンや話すテンポなどを工夫しました」と、当時の思いを語りました。
こうして第一作のアフレコを終えた時、間宮さんは「続編の話は聞いていましたが、ジェイコブが登場するのかは、わかりませんでした」と、当時を振り返りました。すると、MCの伊藤さとりさんが、その時期に入手していた裏情報を初公開。ジェイコブ役を演じるダン・フォグラーさんがファンタビのPRで来日した時、舞台挨拶の司会を務めていたことから様々な言葉を交わし、その時に「キャラクター人気が盛り上がったので、次回作以降も登場しますよ」という情報をゲットしていたと明言。その言葉に間宮さんは「えっ!?」と、驚きを隠せない様子でした。
また、会場には10代の若い方の姿も見受けられたことから、伊藤さとりさんがお二人に声優を目指したきっかけを質問。これに対して伊藤静さんが「直接のきっかけはアニメや洋画の吹き替えからシンガー、さらにはラジオパーソナリティなど、幅広く活躍できるのが楽しそうだと思ったことでしたが、もともと小さい頃から本や漫画を声に出して読むのが好きだったんです」と答えました。何度も読んだ思い出の本として名前があがったのは、「ガンバとカワウソの冒険」。「声優を目指すなら本をたくさん読み、文章から気持ちを読み取る力を育ててみてください」と、アドバイスしてくれました。
一方、間宮さんのきっかけは高校3年の時に、たまたま手にした声優専門学校の入学案内。「ガチガチのアニメオタクだったことから、この世界を進路として選びました」と、当時の思い出を交えながら語ってくれました。
最後のファンへのメッセージでは、「2作目、3作目には、今日語れなかった楽しいシーンが数多くあります。今後もファンタビをよろしくお願いします」と間宮さん。伊藤静さんは、「改めて作品を観ると、前より楽しめるシーンがたくさんあります。これから何度も観て応援し続けていただけたらと思います」と話してくれました。
ゲストが降壇後、伊藤さとりさんがスタジオツアー東京についてコメント。「ファンタビやハリー・ポッターを制作した時の裏側や世界観が探求できます。ぜひ素敵な体験を、実際に訪れて楽しんでください」と語り、トークショーを締めくくりました。
【告知記事】《終了》「ハリー・ポッター」魔法ワールド新シリーズ！映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズ上映イベント（日本語吹き替え版）を開催します。
6月16日、としまえん跡地に映画制作の舞台裏を体験できる施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」がオープンしました。それを記念し、「ハリー・ポッター」魔法ワールド新シリーズ 「ファンタスティック・ビースト」3作品の上映イベントを開催します。是非、スクリーンでお楽しみください！
【日程】
令和5年10月21日（土）、22日（日）
【場所】
ユナイテッド・シネマとしまえん
【対象】
区内在住・在勤・在学の小学生以上の方（申込者・同伴者共に）
【チケット料金】
全席指定（１作品）1,000円
【上映作品＜10月21日（土）13時開映 16時終了予定＞】
ゲスト：
間宮康弘さん（声優）
ケンユウオフィス所属。
主な出演作は、「ファンタスティック・ビースト」シリーズ＜ジェイコブ・コワルスキー＞、「忍たま乱太郎＜稗田八方斎（二代目）＞」、「Apex Legends＜ジブラルタル＞」、「ファイナルファンタジー16＜フーゴ・クプカ＞」など。
コミカルな役から悪役まで、多彩な演技力に定評がある。
吹き替え、アニメ、ゲーム、ナレーションと幅広く活躍中。
ゲスト：
伊藤静さん（声優）
賢プロダクション所属。
2003年デビュー。デビュー直後からヒロインに抜擢されるなど活躍。
主な出演作は「ファンタスティック・ビースト」シリーズ〈ポーペンティナ‧ゴールドスタイン〉、「セーラームーン美少女戦士セーラームーンCrystal」〈愛野美奈子 / セーラーヴィーナス〉、「ヤッターマン」〈ヤッターマン２号／アイちゃん〉など。
2016年第10回声優アワード助演女優賞受賞。
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【上映作品＜10月22日（日）13時開映 15時30分終了予定＞】
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【上映作品＜10月22日（日）16時10分開映～18時40分終了予定＞】
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